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1976年/アメリカ
 太平洋戦争の日米の攻守が逆転した分岐点である、ミッドウェイ海戦を題材にした映画。

 評価4/10

 先月「太平洋の嵐」を見て、同じミッドウェイ海戦を題材にした映画という事でこちらも見ました。


 前半は、実際の海戦前の日米双方の駆け引きと、チャールトン・ヘストン演じるマット・ガース大佐の、息子と日系人の恋人の結婚問題の二本だてて進行していて、特に問題はありません。

 しかし後半に実際の戦闘が始まると、起こるイベントはたしかに史実を抑えているのですが、映画的/物語的なターニングポイントや山場の強調がおこなわれず、事実をただ羅列しただけのようになっています。史実を知らなければ、どこが戦いの重要なポイントか実感できないzでしょう。
 またガースと息子の描写も戦闘の群像に埋もれていて、さほど掘り込んで描かれていません。前半の結婚を巡る展開が、後半ではほとんど死んでいますし、最後にガースが着地に失敗して死ぬのも(現実にはしばしばある事ですが)物語的にはほぼ無意味です。

 また、この映画の評判を大きく下げている要因は、戦闘機や艦船、戦闘関連のシーンを他の映画や記録フィルムからの流用に大きく頼っている事です。しかもシーンごとに機種が違っていたりして統一感がありません。先月見たばかりの「太平洋の嵐」のシーンも結構出てきます。

 あと今回見たDVDの日本語字幕は最低でした。
 ぼんやり見ていてもわかる誤訳が多数。一例として、「機動艦隊」を「海兵隊」と間違えて、しかも連続しています。

 ただし、あの愚作『パールハーバー』を見た後だと、日本軍が米軍と対等な軍人としてまともに描かれていたり、主人公の息子の恋人の問題で当時の日系人のおかれた状況の難しさを描いたり、歴史を尊重していたり、無理矢理「友情・努力・勝利」にしていなかったりしているだけで、ずっと好感度は上がります。
 その点では『パールハーバー』は、後々の映画鑑賞に大きな影響をあたえました。「『パールハーバー』よりはまとも」と思えてしまうという意味で。
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