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共同監督:ジョン・フォード、グレッグ・トーランド
 太平洋戦争中の1943年に、戦意高揚を目的として製作を支持されたジョン・フォードが、グレッグ・トーランドを招いて(ほとんどはトーラントが製作していた)製作した、真珠湾攻撃を題材にした戦意高揚映画。
 しかしオリジナルは、奇襲を受けた米軍側のミスも批判していたことなどから没に。フォードはやもえず、戦闘シーンや米軍の反撃展開の宣伝シーンなどを中心にして、30分の短編編集しなおして、公開版を製作。

 今回見たのはオリジナルの長編版です。

 前半は、牧師と軍人(警察?)らしき二人の討論とともに、様々な紹介映像を流すという、教育番組のような作風です。特にハワイの当時16万人いた日系人の社会などが詳しく述べられています。
 牧師は日系人を信頼し、軍人は警戒するという立場をとっています。
 これを見ると、たしかに真珠湾攻撃直前の現地軍にとっては、日本正規軍の攻撃より日系人の破壊工作の方が、現実的に思えたことでしょう。現実には、この映画の後編でも述べられるように、日系人の破壊工作はなく、むしろ大多数はアメリカ人としての態度を固めたのですが。

 中盤は真珠湾攻撃。ここは普通の戦争映画風です。

 後半は米軍や市民の、団結や反撃体制を、露骨に宣伝風に描いています。
 興味深いのは、ガスマスクで毒ガス攻撃に備えることを強調して描いていること。一次大戦では塹壕攻略などに多用された毒ガス戦術は、二次大戦では廃れていたのですが、当時の人にとっては一次大戦の経験から警戒大将だったのでしょう。
 日系人は、一部が逮捕された以外は、ほとんどはアメリカ側で団結を固めたというのは、奇麗事を強調してはいますが、基本的には事実準拠。(史実についてはこちらに的確にまとまっていましたた。http://www.pacificresorts.com/webkawaraban/nikkei/041202/)

 終盤はユニーク。
 真珠湾の戦死者と一次大戦の戦死者が天国で、今後の戦局についていて語り合います。
 戦意高揚映画ですので、アメリカが今度の戦いでこそ、過去の戦争でなしえなかった自由と平和の確立ができるという結論になります。しかし映画的には、語り合う二人を一貫して後姿で映すという手法で、特殊効果など無しで二人が死者であることを上手く表現しています。
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