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ガサラキ 総評

1998年作品/サンライズ/総監督:高橋良輔/助監督:谷口悟朗 /シリーズ構成・メイン脚本:野崎透

評価:4/10(前半だけなら7/10)

 伝統的な物と現代的な物を同時に描いた演出/映像センスや、TAなどの描写や作中での使われ方は大変素晴らしかったです。
 前半の展開も謎の力ガサラキを手に入れるため、さまざなま人物、勢力、できごとが絡み合うという展開が面白かったです。
 しかし後半、ガサラキの力のストーリーラインは脇に追いやられ、中途半端なクーデター話にすり替わり、登場人物たちは西田を筆頭に書生論を延々喋りつづけるだけの存在となったことで、無残な結果になりました

 それでも当時なら、扱った題材やハードな作風が魅力だったでしょうが、現在では扱う題材に共通部分が多く、脚本などがずっとまっとうな『攻殻機動隊SAC 2nd GIG』がありますので、同種の題材ならまず『攻殻』の方をお奨めします。

#1「石舞台」 #2「序ノ舞」 http://owain.blog99.fc2.com/blog-entry-2.html
#3 「天気輪 」#4「蜃気楼」#5「接触」 http://owain.blog99.fc2.com/blog-entry-6.html
#6「操り人形」#7「帰還」 http://owain.blog99.fc2.com/blog-entry-8.html
#8「火宅」#9「御蔵」#10 「骨嵬」 http://owain.blog99.fc2.com/blog-entry-10.html
#11「絆」#12「綻び」#13「旅立ち」#14「同行」#15「閾 」#16「宿業」 http://owain.blog99.fc2.com/blog-entry-11.html
#17「混沌」#18「裏窓」#19「慟哭」#20 「動乱」 http://owain.blog99.fc2.com/blog-entry-17.html
#21「疾走」#22「権化」#23「無間」 http://owain.blog99.fc2.com/blog-entry-18.html
#24「句読点」#25(最終回)「餓沙羅」 http://owain.blog99.fc2.com/blog-entry-19.html
#映像・音響
 伝統的な物と現代的な物を同時に描いた、映像・音響面のセンスはほぼ最高です。
 オカルト的な描写も、地面に穴をあけながら顕現するガサラキの力の描写、心拍数が上昇していく様子など、こうした題材でおちいりがちなアニメ的なビーム発射やエスパー的描写とは一線を隔しています。

#メカニック・戦闘
 まずTAのデザインが、微妙な面構成も多用して非常に格好よい物のです。
 ガサラキで助監督をしていた谷口氏の監督作品『コードギアス 反逆のルルーシュ』の同サイズの似たマシーン ナイトメアフレームと比べると、ナイトメアの方が、面構成などが単純でずっと野暮ったいです。

 見せ方は、普通のメカアクション物とは異なり、TA自体のアクションよりも、指令所による指揮や、各種パラメーター、バイザーで顔を隠されたパイロットの様子の描写などを重視した独特のものです。そのため一般に広く楽しめるとは言い難いですが、データや指揮重視という描写、パイロット(主にユウシロウ)の極限状態などが強調されています。
 ただし、複数TAとパイロットが出てくると、それぞれの機体や人物の判別が困難という問題もありました。

 TAの活躍も本来の都市部や屋内の活動はもちろんの事、戦闘機との戦闘などの変則戦も多く、多彩でした。

#人物描写・ストーリー構成
 この作品の致命的な欠点は脚本です。
 人物、ストーリーともに、主軸や目的を整理して定めるという事ができていないのです。それでも前半は、皆がガサラキの力を追い求めている事で方向性が定まっていましたが、後半は霧散してしまいました。
 特にクーデター関連では、具体的な目的や行動が何かという事を示さずに、西田等の観念論ばかり提示してくるので、ストーリーや登場人物たちが具体的に何を目指して展開しているのかわからないまま見せられ続けるという状態になっていました。
 また人物描写も、主要登場人物の多くが、ドラマの展開でなく、観念論を喋りつづけるだけに堕していました。

 さらに個人的な感想ですが、西田の存在が気持ち悪かったです。
言っている事は書生論レベルで、それを事あるごとにに長々喋りつづける。ドラマの登場人物では無く、作者の主張を流すためのスピーチ機械状態です。そんな西田が、作中ではひたすら持ち上げられています。
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