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#21「疾走」 
あらすじ


 合流したユウシロウから、ミハルが米軍にさらわれた事を聞き協力を頼まれた安宅大尉と鏑木大尉は、横田基地に連れ去られた事を突き止めて、TAに搭乗したユウシロウをつれて、首相狙撃犯の逮捕を口実に突入する。
 ユウシロウのTAをF-22ラプター戦闘機が迎撃する。勝ち目に無いはずの戦いだったガ、ユウシロウは奇跡的に勝利。
 しかしTAも大きな損害をうけ、ミハルは他に移動させられていた。


 納得しがたかったのは、どうして弟分のユウシロウがミハルを救出したいからといって、米軍基地に正規の装備であるTAを使って攻撃を仕掛けるという無茶をしたのかということです。
 原因は、「ユウシロ-ミハル-ガサラキの力」のストーリーラインと、「食糧危機-西田一派と政治問題」のストーリーラインの関連性が乏しいのが原因です。
 もし安宅と鏑木が、「ガラサキの力」ラインに関わりが深いなら納得度は格段に高かったでしょうが、この二人はほとんどかかわりがありません。

 米軍基地ではユウシロウのTAとF-22ラプター戦闘機との異種戦闘がくりひろげられます。
 多くのロボットアニメでは不当に弱く描かれている戦闘機の強さと速さが存分に描かれています。ただヘリなら問題なく圧倒的でしょうが、時速数百kmで飛びつづけなければならないジェット戦闘機だと、TAからの攻撃も当たらないでしょうが、自分からの攻撃も当てられるか疑問です。特に今回の戦闘は、追尾式ミサイルでは無く機銃で攻撃しています。このあたりは実際にはどうでしょうか?

 あとメスが、虚脱状態のミハルを見て、単なる管理役の枠を越えて心配する表情を見せるのも注目点です。特自隊員以外は人間でなく演説マシーンと化している状況で、まともに人間性が描かれていていましたから。



#22「権化」
あらすじ


 西田一派は、アメリカの穀物輸出停止に対して、日本の海外資産を一斉放出してアメリカ経済に大きなダメージを与える事で反撃する準備をすすめていた。
 その中、シンボルのCEOファントムが西田に会見を申し入れてきた。
 一方豪和の研究所では、骨嵬が美鈴に反応していた。


 西田一派の行動が、「食糧危機を利用してクーデタ」から何時の間にか「食料危機による混乱を収める」となっていて、今回はまた何時の間にか「穀物輸出停止をごり押ししようとするアメリカとの対決」になっています。
 おそらくメイン脚本の野崎氏が元凶でしょうが、個人や集団ごとの目的/情報の設定/提示の主軸を定めず、優先順の整理もできていないからこういう、話のディティールは細かいのに、基本部分は駄目という状態になっているのでしょう。

 また、本放送を見ていた当時、特にわからなかったのが、西田一派はいつ、米国経済との相打ちを目的で日本の対外資産を一斉放出という事ができるだけの権限を手に入れたかということでした。
 いくら資産が電子データの扱いでも取り扱う所有権や権限が無ければ動かせませんし、そんなことは日本政府と日銀の権力を握ってさえ無理そうですし、ましてクーデターで権力を手に入れたばかりでは余計に無理です。しかもストーリー展開上で権力奪取をした形跡が見当りませんでした。
 それで今回見返してわかった事は、「西田一派は、そんな権限を手に入れていない」。
 自衛隊や、在野の識者にすぎない西田にそんな権限があるわけはありません。実行するのは一清率いる豪和一族の権力ですが、いくら豪和の権力が大きくても日本の対外資産を一括支配できるはずがありません。
 好意的に考えて(白スーツの男・ファントムも「今日本を動かしている中枢」と言っています)西田一派がそれを可能にするだけの実質的な(途方も無い)権力を持っているとしたら......クーデターの必要はないのでは?

 ディティール部分は非常に凝っているのに、肝心の話の基本部分は完全にデタラメになっています。

 当時のアニメ誌などでは、高橋監督そっちのけで、野崎氏が作品を代表するような形でインタビューなどでよく喋っていました。
 しかし設定を考える能力と、ストーリーを組み立てる能力は別物です。後から考えれば、野崎氏には基本アイデアとディティールの二つ目をさせて、脚本自体はちゃんとした脚本家にさせるべきだったでしょう。

 今回のメインは、西田と、シンボルの指導者だった白スーツの男ファントムとの対談。
 すっかり、西田が主人公でアメリカに立ち向かう話に変わっています。一清もユウシロウも脇に追いやられています。

 しかしファントムが、どういう考えでどういう事をしようとしているのか本編を見ているだけではまるでわからないのが片手落ちです。あとから裏設定で、ファントムの正体は、ガサラキの力を受けて2000年生きてきた男である事を知りましたが、本編を見るだけでも最低限の情報はわかるようにしてもらわないといけません。この事を知っているかどうかで、この話やその他でのファントムの行動の意味に大きな違いが出てしまいます。
 まさか平安時代編で同じ声のキャラクターがいたからファントムは昔から生きている事を察しろという事だったのでしょうか。しかしそれなら、他の登場人物たちも「平安時代編に同じ声の人物がいたから平安時代から生きている」という理屈になります。
 一方西田の語る「究極の目標は、豊かさを追い求めてきた現代へのアンチテーゼとして、日本をあえて貧しくする事」。それ自体は一つの見解ですが、問題は、そうしたスローガンだけを長々語っていること。聞いていて、書生論の長講釈にうんざりするだけです。


 美鈴も嵬でしたというのは、収拾つけるためのだけの唐突な設定にみえます。



#23「無間」
あらすじ 
 
 アメリカ・ホワイトハウスなどでは、日本の経済攻撃に対して、その中枢をつきとめようとしていた。
 一方シンボルも、市ヶ谷駐屯地に発見した特異点を使用しようとしていた。
 そのため、経済攻撃の中枢を探るための刺激と、特異点使用を兼ねて、TAに乗せた放心状態のままのミハルを市ヶ谷に単機突入させた。


 やっとミハルが正気に戻りました。
 しかし特異点が市ヶ谷に都合よくあったとか、TA搭載の身体機能調整装置を使うだけで特異点にガサラキの力を呼び込めるとか、ガサラキの力を呼び込む条件もずい分安っぽくなったものです。
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