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評価:4/10

 まず、後半特に悪化した作画の悪さ。それも表面的な物でなく、根本的なキャラのデッサンやアクションの基本部分が問題でした。

 しかしそれ以上に問題だったのは、脚本の構成力。
 キャラクターやシーンを個別に見ると、それほどおかしな所はありません。しかしエピソード単位や、シリーズ全体でみると、あきらかにおかしいです。

 真っ先に指摘できる事は、2クールもあるのに、1クール目は話をあまり進展させず、そのくせ2クール目にいきなりキャラクター数を大幅に増やし、ドラマも複雑化させようとしたという、あからさまなミス。
 その2クール目で急展開したストーリーも、各キャラごとに個別の事情を分けて設定したため、結果として主軸の不明確な薄いサブエピソードの羅列のような状態になりました。

 ざっと指摘できる構成ミス。
・敵側グループの活動や、管理局の暗部関係は、初期話から積極的に展開させるべき。
・ヴィヴィオとルーテシアの物語上の役割は一人にまとめれば充分。この二人(二グループ)の話を個別に進めようとした事も、構成の分裂状態の主要因。
・いきなりスカリエッティが裏切った後の事からストーリーが展開して、以後やられっぱなしと裏事情の事後説明ばかりで、ストーリーに上手くからめないままだった、レジアスなどの管理局の暗部関係
・敵グループのリーダーのはずなのに、遊び半分のマッドサイエンティストという側面を強調しすぎて、ドラマを牽引させるための動機が薄弱なスカリエッティ。
・あまりドラマ的に踏み込まれなかったスバルの戦闘機人(サイボーグ)設定、とりあえず洗脳されたから戦ったどまりのナカジマ姉妹対決、唐突にルーテシアを熱心に説得しだすキャロなど、六課側の
個別ドラマも妙に薄い。
・レジアス関係の話の決着は、最終決戦前に済ませておくべきでは? 

 他にもシリーズ物で、既存キャラを健在なままレギュラーにしつつ、後輩キャラを出す際に陥りがちな状況にも案の定はまっています。
 なのはたちが実力を発揮すると「後輩キャラの出番を奪っている」、リミッターなどの理由をつけて力を発揮しないと「やるべき仕事をしていない」と、どちらでも見ていて釈然としない気分になります。
 そもそもどうして、前作まで10歳だったのを、わざわざ19歳のベテランにして無敵化に拍車をかけたのでしょう。強くしすぎればかえって話を作りにくくなるのは、少し考えればわかりそうなものでは。

 それと、管理局という大組織全体をストーリー上で積極的に扱いながら、「なのはの身内以外は役立たずのザコ」といわんばかりの描写しか出来なかったのは、いかがなものでしょうか。
 特に、管理局本部が襲撃されたエピソードは、敵が強いからでなく管理局が無能だから負けたように見える脚本自体のまずさや、おびえながら逃げ出す局員たちの描写などに幻滅しました。

 また、まともに考えれば、普段は各部署に分散しているほうが役に立つはずのなのはたちが、リミッターとか裏技(作中ではやて自身がそう言ってました)で、身内で固まりつづけているのも、疑問と不快感が感じられました。
 特に、なのはの身内以外の弱さや、レジアスの事情などを見た後だと、「これだとレジアスが不正をしてでも戦力強化を試みたのも仕方がない」「六課の存在は不公平すぎないか」と思えてしまいます。
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