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#8「火宅」
あらすじ
 日本に帰還した特自TA部隊は、世論の関係上から、軟禁状態におかれる。
 その中ユウシロウは、TA部隊隊員たちの薦めもあって、豪和に戻る。
 一清は、右翼の壮士西田とその同志である自衛隊参謀広川と、クーデターにも関わる会談を行っていた。
 ユウシロウが待機させられていた豪和の研究所に、シンボルのTA部隊が強襲。その作戦に従事していたミハルは、データ収拾をしていて豪和ユウシロウはすでに死亡扱いになっていることを知り、再会したユウシロウにそのことを告げた。
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 後半、物語は空中分解させてしまいますが、事実上の主役ともなる西田の登場。
 その存在感はよく演出されていますが、この後のも含めて、話ている内容にはまるでのれず。
 西田は日本の古来の美しさと現在の堕落などをときますが、私は、一清のいう「それは”昔はよかった美化”症候群じゃないの?(意訳)」の方に同意してしまいます。
 さらに問題。西田は、イデオロギー.....ですらない道徳的美徳の話は今回も、この後のエピソードでもとにかく沢山語りますが、具体的な内政、軍事、外交などの具体案はまるで語りません。西田一人が語っているのならそれもよいのですが、自衛隊の有志もこれに同調しているのを見ると「どうしてこんな観念論だけの老人に具体的なクーデター行動込みで人がついてくる?」と、疑問にしか思えません。

 政治的動向の描写や、シンボルTA部隊の豪和施設強襲等は相変わらず面白いのですが。
 ステロタイプより複雑な人間描写が上手くできず、ストーリー進行の都合に動かされているだけになりがちな野崎脚本の欠陥がだんだん目立ってきています。

#9「御蔵」#10 「骨嵬」 
あらすじ
 本物のユウシロウは8年前に死んでいた事を知ったユウシロウは、尋ねた母に示唆されて、鬼哭石の里の空知師匠を尋ねる。そこでユウシロウは、自分が本物のユウシロウの身代わりであることを、確証させられ、嵬(かい)であると言われる。
 その里を襲撃するシンボルのTA部隊。それに対しユウシロウは、何かに憑かれたように、保管されていた骨嵬(くがい)に乗り込み撃退する。
 ユウシロウは空知の薦めで、ミハルとともに嵬の道を通って京都に向かうことにした。
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 映像的な雰囲気や迫力は素晴らしい。
 倉の中に近代的な設備があり、さらにその奥に大魔神のような骨嵬があるというビジュアル。
 骨嵬の暴れっぷり。

 しかしその一方で、脚本的な部分では、どんどん酷くなっていきます。

 まず、膨大な設定なのに説明がピント外れな事です。
 ユウシロウは「自分は何者か」と尋ねてますが、その答えは「嵬(かい)」。これがおかしい。
 両親が実の親でない事を知った者が「私は何者ですが?」と尋ねたら、それはまず「本当の両親と出生を教えてください」という”出自”に関する意味です。それに対して「君は超能力者」と”能力”について答えてもピント外れです。
 死体を冷蔵保存している場所についても「何のために保存しているのか」という肝心な説明が抜けています。

 人物描写なども杜撰。
 豪和母や空知がユウシロウに、重大なはずの秘密や行き先指定をペラペラ喋ってくれるのは、まるでゲームのイベント進行のように薄っぺら。
 ミハルも「何故こういう任務に従事しているのか」「任務についてどう思っているのか」という描写が欠けている上に、どうしてユウシロウとともに京都に行くのかも不明確。
 ミハルについては他にも杜撰さが見て取れます。ベギルスタンのときは貴重な実験対象として、ユシロウと接触させたときの反応の観察と安全性を天秤にかけていました。ところがベギスルタン以上に死んだり囚われたりするリスクが大きいはずの、日本派遣では、オカルト的な反応の観察とか特にしないまま、普通に任務につかせていて、案の定手放してしまっています。
 つまり、物語展開の都合だけで登場人物を動かしていて、その登場人物ごとの動機や欲求などを考慮しないから、こういうことになるのでしょう。
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